行政 : 広島県でNPO情報のホームページ作成事業をNPOに委託
広島県では、県の単独助成事業として新たに、「ボランティア・NPO活動情報提供事業」を始めた。この事業は、ボランティアやNPO活動に関する情報をインターネットで提供する事業をNPOに委託しようというもの。
ホームページを作成し、県の「ボランティア活動ガイド」の中の約1000団体のデータなどをそこで見られるようにするという内容。また、ボランティア・NPOに関する情報の収集し入力する、ともなっている。
委託対象となる団体は定款上に特定非営利活動促進法第2条別表第12号を掲げていることと、広島県内に主たる事業所があるNPO法人に限られている。
情報提供システムの構築後、最低5年間は県と協働するのが条件とされているが、その「協働」の内容とは、県の補助金の規則で、5年間は、その基本的な情報を提供しつづけることであるとされている。
補助金額は700万円が限度で、応募は平成12年7月14日(金)までに広島県環境生活部生活文化室に事業計画書等を提出し、ヒヤリング等の結果で1団体を選定するものとしている。
県の意向としては、7月中に事業者を選び平成13年1~2月頃に稼働をさせたい意向である。また、今後は市町村単位でも同様な事業を開始させたい、ともしている。
なお、現在、広島県下で、NPO法人となっていて、12分野目の活動を掲げている団体は、10団体あるという。
詳細は広島県の以下を参照のこと。
http://www.pref.hiroshima.jp/kenmin/seibun/infostation/