行政 : 四日市市で公益信託による「市民活動ファンド」助成
三重県四日市市の「四日市市民活動センタ-」(公設公営)では、NPO団体の活動支援を対象に助成金制度「市民活動ファンド」を新たに立ち上げた。
現在助成団体を募集中で、7月30日に公開プレゼンテ-ションを行うとしている。
今年度は総額300万円の助成を行う予定。その内訳として、NPO立ち上げ資金として1口5万円で10団体を募集している。なお残りの250万円は既に活動している2団体に助成することが決定し募集している。
プレゼンテ-ションでの審査は、市民や学識経験者等の7人による運営委員会が行い、8月中旬までに結果を出し助成12団体を決めるとしている。
この助成制度の特徴は、市職員が市長の呼びかけによって自発的に集めた寄付金700万円と、県建設業協会から市に寄付された300万円の合計1千万円を基本財産とし、中央三井信託銀行に公益信託したものである。
今後は市が窓口となり、「市民活動ファンド」の寄付金集めを行って行く予定。この寄付金は市への寄付金として税制優遇を対象とすることにしている。