行政 : どう違う?自民大綱と与党大綱
今回の「平成13年度税制改正大綱」の発表は、12月13日に自由民主党の大綱が、翌14日に与党3党の大綱が発表された。
自民党の大綱をベースに議論が進められたが、13日になって、税理士制度の改革や「検討事項」などで与党3党間で調整がつかず、13日に発表する予定が、与党3党のものの発表が一日ずれ込んだものだ。
NPO関連でも、与党3党の大綱では、自民党の大綱の「検討事項」の公益法人課税の部分が、一部削除された。
NPO関連の違いは以下の通り。
自由民主党税制大綱
【検討事項】
11 公益法人等に対する課税については、対価を得て行う事業を原則的に収益事業
とする方向で検討するほか、認定NPO法人制度との関係にも留意し、そのあり方
について幅広く検討する。
認定NPO法人に係るみなし寄付金制度の導入については、今後、認定NPO法
人の実態等を見極めた上で早期に検討する。
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与党3党税制大綱
【検討事項】
5 認定NPO法人に係るみなし寄付金制度の導入については、今後、認定NPO
法人の実態等を見極めた上で早期に検討する。