行政 : 自民党が参議院選挙公約に「NPO活動の活性化」
自由民主党は、この夏に行われる参議院選挙の公約をまとめ、公表している。
公約は『夢のある「21世紀型」社会の創造――7つの安心―― 』と題されており、以下の7項目から構成されている。
- 思い切った社会・経済改革の断行―経済と雇用に対する安心―
- 心ふれあう、ゆとりと快適な社会の構築―老後と生活と環境に対する安心―
- 行革と地方分権の推進による小さな政府の実現―行政と地方に対する安心―
- 21世紀を担う立派な日本人を育てるための教育改革―教育と文化に対する安心―
- 安心・安全な日本の構築―災害と犯罪に対する安心―
- 平和外交と防衛政策の積極的な推進―外交と国家に対する安心―
- 憲法への国民的論議の展開と「国民の憲法」の提案―憲法に対する安心―
この中で、NPOに関しては、「(3) 行革と地方分権の推進による小さな政府の実現」において、次のような公約が掲げられている。
[2] NPO活動の活性化
これからの社会に大きな役割が期待されるNPOについて、わが党主導によりNPO支援税制が創設されたところですが、今後さらにインセンティブを与えるための税制を検討します。
今後も、NPOに対する支援策が拡充されれば、福祉・環境・教育をはじめ各分野のNPO活動が活性化され、NPOと国・地方自治体及び企業の三者が、有効に連携し機能することによって、多様化する社会に対応することが可能となります。
このことは、結果として「小さな政府」の実現に寄与することにもなるので、将来的にはGDPの10%を担うことができるよう、わが党は、今後ともNPOの活動に対する支援策を積極的に推進します。
公約の全文は、自民党のホームページで見ることができる。