行政 : 島根県でNPO等の活動支援を目的に財団設立
島根県では、4月1日に県内のボランティアグル-プや民間非営利団体(NPO)の活動を支援するための財団法人を設立した。
島根県では従来、ボランティア活動を支える組織として、地域活性化の取り組みを支援する「島根ふれあい県民運動協議会(64団体19個人)」と、環境保全を主体にした「しまね環境会議(50団体)」の2つの任意団体があった。
県としては、ボランティア活動領域の拡大にともない、両団体を財団に統合し、活動を総合的に支援することとした。
目的としては、分野ごとに区別されていた窓口を一本化し、県民の社会参加活動にたいし柔軟に対応するためとしている。新たに出来た財団は、「島根ふれあい環境財団21」で、県、県社会福祉協議会、民間企業など77団体から構成され、従来からあった「しまね環境基金」をそのまま使い、今後各活動を助成する。
県としては、財団にすることで、民間主導の運営を図り、各グル-プのネットワ-クづくりの促進を期待している。