行政 : NGO環境政策提言推進委が提言を募集
NGO関係者や大学教授らが呼び掛け人となった「NGO環境政策提言推進委員会(代表:廣野良吉・帝京大学教授)」が5月15日に発足した。
この委員会が出来た経緯は、川口環境大臣が、各地でのタウンミ-テング(政策評広報課主催)をしてきた結果、環境NGO活動家の政策提言機能を行政につなげることが重要だと考え、環境省の外郭団体である環境パ-トナ-シッププラザに行政と市民の中間組織を検討させてきたものである。
この委員会は、環境に関するNGOの優れた政策提言を周知すること、環境NGOの環境に関する政策提言機能の一層の強化、提言を環境省の政策立案へ反映することを目的としている。
同委員会では6月15日を期限として、地球温暖化や廃棄物・リサイクル対策、自然保護などの法制定や税制改正等の具体的な政策提言を市民から募集を始めた。
応募された提言から、委員会が選んだ6~7件の提言を7月11日に実施する「NGO環境政策提言フォーラム(場所:国連大学)」で発表し委員との質疑応答を行い実現への課題を整理する。なお当日は川口環境大臣の出席を予定している。
提言等の応募書類の請求は、NGO環境政策提言フォ-ラム事務局(03-3406-5180)まで。
フォ-ラムの申し込みは、(財)水と緑の惑星保全機構(03-3503-7743)まで。
より詳細な情報は、地球環境パートナーシッププラザのホームページ(http://www.geic.or.jp/geic/index.html)を参照のこと。