行政 : 総務省寄付統計(続々報)
総務省統計局発表の家計調査によると、昨年、全国の都道府県庁の所在する市(東京は区部)、および川崎市と北九州の49の都市のうち、福岡市の家庭の寄付金額が最も多く、次に金沢市、鳥取市が続いているという結果となったことが分かった。
総務省統計局は、毎月、また毎年の家計調査を発表している。平成13年一年間の家計調査は、今年2月に発表された。その家計調査の対象となっている49の都市について、一戸あたりの寄付金額も明らかにされた。
それによると、寄付金額が多い3都市は順に、福岡市(5,683円)、金沢市(4,947円)、鳥取市(4.038円)となっている。また、少ない都市は順に、北九州市(698円)、岐阜市(928円)、青森市(1,012円)となっている。
ちなみに、前年の平成12年において寄付額が多かった3都市は順に、奈良市(13,776円)、徳島市(5,947円)、富山市(5,843円)で、寄付額が少なかった都市は順に、宮崎市(961円)、津市(983円)、宇都宮市(1,017円)となっている。
平成12年および平成13年の都市別寄付金額は以下のとおりである。
都市 平成12年 平成13年
札幌市 2,874 1,554
青森市 1,083 1,012
盛岡市 2,548 1,775
仙台市 2,341 2,080
秋田市 1,703 1,518
山形市 2,255 2,951
福島市 5,275 3,096
水戸市 3,139 1,499
宇都宮市 1,017 1,521
前橋市 4,898 2,634
浦和市 1,826 2,534(さいたま市)
千葉市 1,050 2,034
東京都区部 3,347 2,730
横浜市 2,552 2,489
川崎市 1,839 2,410
新潟市 1,159 1,441
富山市 5,843 3,799
金沢市 4,640 4,947
福井市 1,561 1,290
甲府市 5,684 3,885
長野市 2,004 2,808
岐阜市 1,184 928
静岡市 1,183 2,180
名古屋市 2,176 1,140
津市 983 1,063
大津市 2,315 1,287
京都市 3,170 3,125
大阪市 2,547 2,344
神戸市 1,637 3,553
奈良市 13,776 2,322
和歌山市 2,177 1,431
鳥取市 3,865 4,038
松江市 2,179 2,051
岡山市 3,180 2,901
広島市 4,309 1,991
山口市 1,873 1,388
徳島市 5,947 4,034
高松市 2,250 3,611
松山市 1,680 1,230
高知市 1,346 1,284
北九州市 2,257 698
福岡市 1,410 5,683
佐賀市 2,218 1,531
長崎市 2,365 2,332
熊本市 1,224 1,315
大分市 2,181 1,914
宮崎市 961 2,334
鹿児島市 1,317 1,133
那覇市 1,652 1,917