行政 : 北海道警察、犯罪防止NPOを支援
北海道警察本部は、7月5日、(財)北海道防犯団体連合会との連携・協働により、安全なまちづくりのために活動するボランティア団体の設立・運営に対して支援を行うと発表した。
北海道警察本部は、(財)北海道防犯団体連合会と連携・協働して、市街地などの安全パトロールなど、犯罪の未然防止のための事業などを行うことを目的としたボランティア団体の設立・運営にあたって、必要経費に対する助成や訓練などの支援を行うと発表した。
これは、道警察と、連合会の札幌方面防犯団体連合会が行う新規事業「防犯ボランティア団体育成支援事業」で、500万円の範囲内で1~2団体に対して助成するもの。
応募できる団体は、札幌方面防犯団体連合会の区域内(札幌市のほか、北広島、恵庭、千歳などの18市および近隣の50の町村)で、次の要件を備えている団体。
- 営利を目的としない
- 犯罪の未然防止、防犯意識の高揚、青少年の健全育成を目的としていること
- NPO法人または将来は同法人への移行が見込まれること
- 構成員の半数以上が16歳以上40歳未満であること
- 管下警察署、防犯協会等と連携・協働が図れること
以上の要件を備えた団体を「タウンガード」と呼び、具体的には次の支援を行う。
- タウンガードの設立にかかる経費支援
- メンバー募集経費、制服・制帽、通信機器、護身用具購入経費など - タウンガードの運営にかかる経費支援(概ね3ヵ年まで)
- 事務所家賃、通信費、訓練費、旅費、保険費、法人格取得経費など - タウンガードの円滑な活動の支援
- 法令など必要知識の教授、護身術などの訓練実施
助成金は連合会が、法令知識や護身術訓練などは道警察が支援する。
すでに公募は開始されており、申請の締め切りは8月12日。提出先は北海道警察本部生活安全部生活安全企画課「タウンガード募集係」(電話=011-251-0110 内線3027)
募集要項は、次のホームページからも見ることができる。
http://www4.ocn.ne.jp/~h-bouhan/tg-1.htm