行政 : NPO法改正、今国会成立断念
7月24日、NPO議員連盟は幹事会を開き、NPO法改正案の今国会成立を断念することを了承した。また、秋の臨時国会での早急な成立を目指すことを確認した。
NPO議員連盟(会長・額賀福志郎衆議院議員)は5月16日に開催した総会で、NPO法改正案の今国会での成立を目指すことを確認していた。
しかし、NPO法改正案がかけられる予定の衆議院内閣委員会では個人情報保護法案の審議で紛糾し、審議ができない状況となっていた。
このため、NPO法改正案の提出もできない状況が続いていた。
今国会の会期末が近づき、個人情報保護法案は継続審議となる見通しとなったが、NPO法改正案を審議する日程がとれないことが明らかになったため、NPO議員連盟は、7月17日、幹事会を開き、今国会での成立を断念することを確認したもの。
同時に、この秋の臨時国会での早期成立を目指すことも確認された。
ただし、現状では、個人情報保護法案の秋の国会での審議の見通しが立っていないため、NPO法改正案が秋の国会ですぐに成立できるかどうかについても確かな見通しがたっていない。
もし、NPO法改正案が、次期臨時国会で11月末までに成立すれば、NPO法改正案は5月1日施行ということで修正することも幹事会で確認された。