行政 : 4野党の税制法案は継続審議に
7月31日、通常国会(第154回国会)が終了した。NPO議員連盟が準備したNPO法改正案は、国会に提出されないまま、秋の臨時国会へ持ち越しとなった。また、野党4党が共同提案していた「NPO支援税制法案」は、継続審議となった。
野党4党は、現行のNPO支援税制ではほとんどのNPO法人が税制支援措置の対象とならないことから、共同で、今年3月5日に衆議院に「NPO支援税制法案(特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案)」を提出した。この法案は、7月17日から衆議院財政金融委員会で審議されていた。
会期末を迎えて、この法案は、継続審議となり、次の国会へ持ち越す形となったもの。
ただし、与党がこの法案には賛成していないため、成立のめどは立っていない。
一方、NPO法改正案も、今国会では提出されないまま、次の国会へと見送りとなっている。