行政 : NPO法改正、成立の見通し
11月30日、岡山で行われた集会で、熊代昭彦衆議院議員(自民党・NPO議連事務局長)、江田五月参議院議員(民主党・NPO議連幹事)は、それぞれ、NPO議連がまとめたNPO法改正案が今臨時国会で成立するとの見通しを示した。
この集会は、岡山NPOセンター(米良重徳代表)が開催した「臨時国会。変えよう!NPO制度」。
集会には、自民党から、熊代昭彦衆議院議員(自民党NPO特別委員会事務局長兼NPO議員連盟事務局長)、逢沢一郎衆議院議員(衆議院内閣委員会理事)が、民主党から江田五月参議院議員(NPO議員連盟幹事)が出席した。
会合では、熊代議員、江田議員がそれぞれ、この臨時国会の会期末(12月13日)までに、NPO議員連盟がとりまとめた改正案が、衆参両院で可決されるだろうとの見通しを述べた。
NPO法改正案は、今年5月にNPO議員連盟(額賀福志郎会長)がとりまとめ、今年の通常国会(今年1月から7月まで開催)で成立させようとした。しかし、審議される舞台となる衆議院内閣委員会で「個人情報保護法案」が与野党対立法案となっており、膠着状態が続いていた。このため、国会に提出されないまま、臨時国会まで、様子見が続いていた。
個人情報保護法案が、先週、廃案となることが政府・与党で決められたこともあり、ようやく改正案を委員会のかけれる状況となったもの。
ただ、会期末が迫っており、改正案には与野党の合意が取れているといっても、ぎりぎりの日程であることは間違いない。