行政 : エール大学、奨学生を募集
米国エール大学森林・環境学部大学院は、環境NPO/NGOで働く日本人に対する奨学生を募集している。同学部長であるジェームズ・ガスターヴ・スペス氏が昨年旭硝子財団主催のブループラネット賞を受賞したことを契機に、今年度から開始される。まず最初に、修士課程の1学年分の学費と生活費等を支援する。
米国エール大学森林・環境学部大学院は、環境NPO/NGOで働く日本人に対する奨学生を募集している。同学部長であるジェームズ・ガスターヴ・スペス氏が昨年旭硝子財団主催のブループラネット賞を受賞したことを契機に、今年度から開始される。まず最初に、修士課程の1学年分の学費と生活費等を支援する。 米国エール大学森林・環境学部大学院は、日本の環境NPO/NGOで働く日本人を対象とした奨学制度の立ち上げを試みはじめた。
募集は1名。同大学院修士課程の1学年分の学費と年間18000ドルの生活費、および日本からニュー・ヘイブン最寄空港までの片道航空運賃を支給するという内容。しかし、第1学年度の学業が優秀であった場合には引き続き第2学年度の奨学金が支給される。
これは、同大学森林・環境学部長のジェームズ・ガスターヴ・スペス氏が旭硝子財団の主催する第11回ブループラネット賞を受賞したことを契機に、環境省の協力を得て制度化したもの。スペス氏は賞金5000万円のすべてを次世代の育成に活用するような基金と特定して、NRDC (自然資源防衛評議会)、WRI(世界資源研究所)、Yale大学森林・環境学部等に寄付したという背景がある。
応募者は、35歳以下であること、環境NPO/NGOに3年以上勤務し、そこから主たる収入を得ていたこと(ボランティア経験は含まない)、日本への帰国後、日本のNPO/NGOで5年以上勤務する意志のあることなどが条件。
この奨学金制度の立ち上げを手伝っている黒坂氏は、「今年度は準備期間が短いために、躊躇される方もおられるでしょうが、今回多数の関心を集めることができれば、今後も継続してこのような支援への働きかけを行なうことができますので、ぜひ、応募してくださいますように。」と多数の応募を呼びかけている。締め切りは4月4日。
詳細は、当会のHPの以下のURLから見ることができる。
https://www.npoweb.jp/sien_info.php3?article_id=987