行政 : 出雲税務署、出前講座第二弾開始
出雲税務署(島根県出雲市)では、4月14日より「出前講座」第二弾を開始する。これは、市民からの「注文」に応じて職員が地域に出向き、税に関する説明を行うもの。昨年10月から今年1月まで実施した「出前講座」が好評だったことから、第二弾実施となったもので、講座メニューのなかには、「クローズアップNPO税制」も含まれている。
出雲税務署では、市民からの注文に応じて職員が地域に出向き、税に関する説明を行う「出前講座」第二弾を、4月14日から6月末までの期間限定で実施する。
これは、出雲税務署が全国初の試みとして昨年10月15日から今年1月31日までに行った「出前講座」が好評だったことから、講座メニューをリニューアルして再度「注文」に応じることとしたもの。
第一弾では、約3ヶ月の間に10回の出前を行い、約220名の参加を得たという。参加者から「税務署を身近に感じた」「また開催してほしい」という声が寄せられる一方で、講座に出向いた職員からは「内容を理解してもらえてよかった」「意欲的な方が多く、自分達もがんばらなくてはと思った」という感想が出るなど、双方に良い結果が出ているようだ。
出前講座は、管轄する出雲市、平田市、簸川郡に在住、在勤(学)する人が10人以上集まれば、出雲税務署が職員を派遣するもので、費用は会場費以外かからない。
リニューアルされた講座メニューは、大きく「税務行政のここが知りたい!」「個人に関する税について」「法人に関する税について」の3つに分かれており、「法人に関する税」の中には、「クローズアップNPO税制」が含まれている。
出雲税務署の本多康昭署長は「税の賦課・徴収は適正・公平に行われければならないが、一方で納税者の方々のニーズに合ったサービスを効果的に実施しなければならない。出前講座はそのひとつであり、関心のある方々からの申し込みに期待している」と話している。
「出前講座」の詳細は、出雲税務署の次のホームページで。
http://www.hiroshima.nta.go.jp/izumo/030411demae/demae_hyoushi.htm