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　国税庁の調べで、２００３年４月中の「認定NPO法人」の申請件数は３件、また、認定 ＮＰＯ法人に関する全国の国税局への相談件数は５８件であったことがわかった。ただし、４月中に申請の取り下げも１件あった。４月１日からのＮＰＯ支援税制改正を受け、申請件数、相談件数とも、これまでよりは増加している。

　国税庁の調べで、ＮＰＯ支援税制の対象となる「認定ＮＰＯ法人」になるための認定申請状況について、２００３年４月中の数字が明らかになった。

　これによると、４月中の認定申請数は３件、申請後に取り下げをした法人が１件あったことがわかった。申請のための相談件数は全国で５８件であった。４月中の認定や不認定の決定はなかったという。

　ＮＰＯ支援税制は、今年４月１日に認定要件が一部緩和されたが、これを受けて、認定申請も相談件数も若干増加している。

　しかし、認定要件緩和が、どの程度申請を促しているかについては、もうしばらく時間を経ないと効果が見えてこないとみられる。

　なお、２００１年１０月１日の支援税制施行から、今年４月末までの認定申請に関する状況は次のとおりである。