行政 : 小松市、福祉用具情報交換サイト
石川県小松市(西村徹市長)は、全国から医療・福祉・生活支援用品に関する要望、意見、アイディアなどの情報を集積して、市内の用具メーカーが開発・商品化をおこなうことを目的としたインターネットサイト「ものづくり工房マッチングサイト」を9月1日に開設する。
「ものづくり工房マッチングサイト」は、住民の目の見える形でIT活用を推進する、総務省の「地域情報化モデル事業」の一つ。
9月1日に開設される「ものづくり工房マッチングサイト」では、医療・福祉・生活支援用品の利用者、福祉・介護施設の職員が、製品への要望やアイディアを寄せるコーナーが設けられる。また、質問コーナーでは、相談や質問に対して、市内のメーカー社員が回答者となって答える。さらに、市内のメーカーの製品紹介のコーナーなども設けられる予定。
小松市の商工振興課によれば、小松市は古くから鉄工繊維の集積地であり、各々の企業は零細ではあるがすぐれた技術を持った企業が多数存在するとのこと。そこで、補装具の改良や調整を望む身障者および高齢者等と鉄工繊維業界のマッチングサイトを構築して、地場産業の新たな活性化をはかりつつ、小松市を「人にやさしい市」としてアピールしたいとのこと。
モデル事業としての期間は今年9月から12月までの4ヶ月間だが、その後は、NPO法人などに管理、運営が引き継がれる予定。サイトオープン後に募集を開始する。
ものづくり工房マッチングサイトのURLは下記(9月1日より閲覧可能)
http://www.komatsu-koubou.gr.jp/