行政 : 新潟県、NPO支援センター開設
8月1日、新潟県(平山征夫知事)は、県内のNPO法人が急増したことから、新潟市内に「新潟県NPOサポートセンター」を開設した。県が設置してNPO法人が管理・運営する公設民営方式によって、県内のNPOの活動を支援する。
新潟県所轄のNPO法人数は、昨年3月末には74団体だったが、今年8月1日には14 4団体と急増している。こうした動きに対応するために、県はNPOに対する支援活動をおこなう拠点として、また、NPOと行政、企業、県民が連携して地域の課題に取り組む場として、「新潟県NPOサポートセンター」を開設した。
管理・運営にあたるのは、NPO法人新潟NPO協会(多賀秀敏代表)。今年6月に開かれた企画コンペによって選ばれて委託された。
センターは、NPOの設立・運営支援、人材育成、情報発信などの事業を通じてNPO活動の普及と推進を図る。また、NPOに関する書籍や資料が閲覧できるNPO図書館も併設されている。
8月18日には、オープン記念講演会として、「企業の社会貢献とNPO」を開催したが、こうした企画によって、NPOと企業、行政、市民の協働が深まることを期待しているという。さらに、センターを仲立ちにした県内のNPO法人間の交流が、よりいっそう活発におこなわれることを目指していきたいとのことである。
新潟県NPOサポートセンターについては、下記を参照のこと。
http://www.nponiigata.jp/