行政 : 再認定、2件目に
国税庁の「認定」を受け、2002年1月1日から認定NPO法人となっていたプロジェクト・ホープ・ジャパンが、再度の認定を受けて12月11日に公示された。プロジェクト・ホープ・ジャパンは、今年末に2年間の「認定」有効期限が切れることから、再度の認定申請をしていた。再認定が出たのは、日本テニスウェルネス協会に続いて2件目である。
プロジェクト・ホープ・ジャパンは海外での医療支援活動を行っているNPO法人。2001年10月に施行した「認定NPO法人制度」のもとで、国税庁長官から第1号の「認定」を受けた「認定NPO法人」のひとつ。その認定の有効期間が2002年1月1日から今年末までとなっていたため、再度の認定申請を行い、今年9月半ばには国税局実査官からのヒアリングなども受けていた。
12月11日に公示された2回目の認定の有効期間は、2004年1月から2005年12月末までの2年間。最初の認定が有効となった2002年1月から通算すると4年間の認定を受けることとなる。
なお、プロジェクト・ホープ・ジャパンと同時に第1号の認定を受けていた日本テニスウェルネス協会は、10月30日、一足先に再認定を受けていることから、再認定としては2件目となる。
認定を受けるための要件のひとつは、多くの市民によって支えられていることを示すテストをパスすることだが、プロジェクト・ホープ・ジャパンは、1700人を超える個人会員と、350を超える法人・団体からの寄附(現金・商品)、また公的補助金によって支えられている。
認定NPO法人の数は現在はまだ18と少ないが、一覧は次の国税庁のホームページから見ることができる。
http://www.nta.go.jp/category/npo/04/01.htm