行政 : 自民NPO特委、要望まとめる
石川県金沢市にある北陸信用金庫(清水他希夫理事長)は、12月1日から、地域貢献型融資として「NPO活動支援融資」と、市町村合併に伴う経費を融資する「ニューシティーローン」を開始した。
石川県には、平成17年2月に市町村合併によって「白山市」が誕生する。
これを受けて、同地域を営業圏内とする北陸信用金庫は、12月1日より、地名変更にともなう看板書き換えや印鑑作成、案内状送付などにかかる経費を融資する「ニューシティーローン」を開始した。
対象となるのは、合併される1市2町5村の地域の個人と法人。
融資限度額は個人が20万円、法人は100万円。期間は最長5年、金利は年1.0%。担保・保証人は不要。取り扱い期間は平成17年1月31日まで。
北陸信用金庫は、12月1日から地元のNPOを支援する目的で「NPO活動支援融資」も開始した。対象となるのは同信用金庫の営業圏内に登記しているNPO法人。限度額は300万円。期間は最長5年。金利は2.5%。担保は不要だがNPO法人の代表者を含めて2人の保証人を必要とする。
同信用金庫の担当者は、
「信用金庫らしい地域貢献型融資として、このふたつの新しい融資制度を開始した。石川県内のNPO法人の数も増加しており、地域の活性化のためにもNPO法人を支援していきたいと思う。活動に必要な運転資金や設備資金として、この融資制度を活用してもらえればいい。」
と語った。