行政 : 国交省、利根川に地域づくり窓口
2月2日、埼玉県栗橋町にある国土交通省利根川上流河川事務所(佐藤宏明所長)は、地域づくりを支援する目的で、「地域づくり相談室」を開設した。
利根川は、群馬県の大水上山を水源とし、栃木県・埼玉県・茨城県・千葉県から流れる805の支流を集め、千葉県銚子の海まで322kmを流れる日本で有数の大河。
2月2日、国土交通省利根川上流河川事務所に開設した「地域づくり相談室」では、地域づくりに関する情報発信・情報交換の窓口として、利根川上流域の地域づくり支援を目指す。
開設時間は、平日の午後9時から午後4時半。6人の職員が窓口で対応にあたる。
同事務所では、これまでも環境と調和した河川整備、環境教育、川を活用したイベントなどを実施してきた。さらに今後は、この相談室を窓口にして、利根川流域の自治体をはじめ、地域づくりに取り組んでいるNPO、ボランティア団体と連携した取り組みを展開していく予定。
「地域づくり相談室」の担当者は、
「この相談室を、地元市民との交流の窓口にしたい。地域づくり、地域おこしに取り組むNPOやボランティアグループの活動に関して助言をしたり、自治体、関係省庁との調整役も勤めていきたい。
こうした交流を通して、新しい協働事業が生まれていくことも期待している。利根川に関する資料なども用意しているので、ぜひ気軽に立ち寄って欲しい。」
と抱負を語った。