行政 : JICA、楽器・運動用品募集
独立行政法人国際協力機構(JICA・緒方貞子理事長)は、2月16日より、開発途上地域で活動する青年海外協力隊員等から要望のあった楽器やスポーツ用品などを日本国内で募集し、現地へ送る事業「世界の笑顔のために」プログラムを開始した。
国際協力機構(JICA)が16日から開始した「世界の笑顔のために」プログラムでは、開発途上地域で活躍する青年海外協力隊等のボランティアの配属先、またはその協力活動地域の組織やグループ等から要望のあった物品について、具体的に品目・数量、送付先を提示して寄付を募る。
募集する物品は、スポーツ用品(靴、柔道着など)、楽器(リコーダー、太鼓など)、文具画材類(鉛筆、ノートなど)、日本語・文化紹介(着物、茶道具、辞書など)、保育・玩具類(絵本、保育教材など)。現在、JICAのホームページ上で具体的に品目と数量、送付予定先が掲載されている。
寄付をしたいと思った人は、JICAのホームページで募集品目リストを確認して、手持ちの物品が募集物品と合致した場合、提供の申し出書類をJICAに送る。
ただし、その時点で既に予定以上の数量が集まっている場合には、受け付けられない場合もあるという。
JICAは、申し出を受けた品物と要請品目を照合してから、寄付者に対して、受け入れの確認と搬入先の指定をする。
なお、国内のJICA指定倉庫までの送料は寄付者の負担となる。
募集期間は、平成16年2月16日(月)~平成16年3月12日(金)。
JICAの担当者は、
「このプログラムに参加して、皆さんのやさしさを世界に送ってほしい。」
と語っている。
「世界の笑顔のために」事業の詳細、募集品目リストなどは、下記を参照のこと。
http://www.jica.go.jp/