行政 : 広島市、NPO支援融資制度
広島市(秋葉忠利市長)は、市内のNPO法人の活動を支援するため、9月1日に「広島市NPO活動支援融資制度」を開始した。上限は1法人につき500万円。利率は、有担保で年1.7%、無担保で同2.2%。制度全体での融資限度額は5000万円。
9月1日に開始した「広島市NPO活動支援融資制度」の対象となるのは、(1)広島市内に主たる事務所がある、(2)NPO法の規定による事業報告などの提出を怠っていない、(3)NPO法による改善命令を受けていない、(4)市税を滞納していない、(5)金融機関の審査基準に適合し、返済が確実に見込まれる、といった条件を満たすNPO法人。
資金の使途は、NPO法人の定款に定める「特定非営利活動に係る事業」で、広島市内において実施する事業に必要な運転資金および設備資金。
融資期間は運転資金が1年以内、設備資金が5年以内。
貸出利率は、有担保で年1.7%、無担保で同2.2%。固定金利だが、貸出時の金融情勢によっては変更することもあるとのこと。
制度全体での上限額は5000万円。取り扱い金融機関は中国労働金庫。
広島市市民局市民活動推進課では、「この融資制度を活用して、市内の既存のNPO法人の活動がさらに発展することになればいい。」と語っている。
「広島市NPO活動支援融資制度」の詳細は、広島市サイト内、下記を参照のこと。
http://www.city.hiroshima.jp/shimin/siminkatsudou-suishin/npoyushi.html