行政 : 市川博美氏、松本市収入役に就任
10月1日、長野県NPOセンター常務理事・事務局長の市川博美氏が松本市(菅谷昭市長)の収入役に就任した。菅谷市長が9月24日に9月定例市議会に起用を提案し、議会で選任された。任期は10月1日から4年間。
松本市の菅谷市長はNPOとの協働や男女共同参画社会の実現を公約に掲げており、前収入役の坪田明男氏が助役に就任した今年7月以降、空席になっていた収入役には外部の女性を起用したいとして人選をしてきた。
菅谷市長は、9月に開催された定例市議会に市川博美氏の収入役への起用を提案。議会で選任され、10月1日から4年間の任期で、市川博美氏が収入役に就任した。
市川氏は信州大大学院を修了、15年間の教員生活を経て、1998年の長野県NPOセンター設立と同時に事務局長に就任した。市川氏は、このセンターの事務局長を退任して収入役に専念する。
市川氏は「今回の菅谷昭市長からのオファーについては、戸惑いの方が大きくありましたし、期待されるだけの力が私にあるかどうかにも悩みました。が、徐々に、教員や長野県NPOセンター事務局長として目指してきたことを、行政という別の場で具現化する機会を与えられたのでないかと考えるようになりました。今後市長・助役を始め、市職員の皆様のお力を借りながら、松本市勢発展のため、尽力したいと存じます。」と抱負を語った。