行政 : 赤い羽根募金開始、情報提供も充実
赤い羽根で知られる共同募金会は、今年も10月1日から12月31日まで全国で募金運動を展開している。中央共同募金会では、昨年9月から配分先などの使途を知ることができる「赤い羽根データベース はねっと」をインターネット上に開設しているが、10月1日の募金運動開始と同時に、同データベースの内容を充実させ、配分先や活用状況などについてのより具体的な情報提供を開始した。
中央共同募金会がインターネット上で公開している「赤い羽根データベース はねっと」では、共同募金の使い途のトピックスや助成金情報について随時情報を更新している。
また、このデータベースを使うと、募金活動で集まった寄附がどの地域のどの事業にいくら使われたのか検索可能だ。赤い羽根募金は全国的に知られているが、その「目的や使途についての情報が少ない」という市民の声に応え、昨年9月からこの情報提供事業が開始された。
これまで、このデータベースでは平成14年度以降の配分結果について、配分先の施設・団体名、事業名、事業形態、主な対象者、事業内容、使途内容、配分金額、事業内容を一件毎に見ることができるように作られていた。
10月1日からの今年の募金運動にあわせて、中央共同募金会ではこのデータベースをリニューアル。具体的には、配分先からのコメントや活動現場の写真を掲載することで、募金がどのように活用されているかをいっそうわかりやすく示している。
中央共同募金会によれば、現在は、まだ一部の配分先についてしかコメントや写真が掲載されていないが、今後は全ての配分先について詳しい情報提供をしていきたいとのこと。
「赤い羽根データベース はねっと」のURLは下記。
http://hanett.akaihane.or.jp/sys/frame.asp