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2005年04月07日 10:00

行政 : 中越支援の支援シール広がる

 新潟県小千谷市の小千谷JC(青年会議所)では、昨年12月から1枚が1円の義援金となる2種類の復興支援シールを販売してきたが、3月末日までに、420事業所と1800人に対し、約400万枚を販売。このシール販売を支援する動きは、県内他地域のJCにも広がってきている。

 

 (社)小千谷JC(青年会議所)では、昨年12月16日より、中越復興支援として「立ち上がれ中越!プロジェクト」を立ち上げ、シール1枚が1円の義援金となる「復興支援シール」を販売してきた。

 シールには、被災した企業や個人向けの「ガンバってます!新潟中越」シールと、被災企業や個人を支援する「応援してます!新潟中越」シールの2種類がある。

 シールの販売目的は3つあるとされている。

 第一に、復興を願う事業所の物産の拡販のツールとする「経済復興」。第二が、シールを見ることで立ち上がる意欲を沸き立たせる「復興意欲の向上」。第三が、支援資金や文化・教育・生活の復興に活用する「義援金募集」だ。

 プロジェクトの活動期間は、2005年10月23日までとし、運営費15%を除いて、「ガンバってます!」シールの義援金は基本的に購入地域ごとに分配する。一方、「応援してます!」シールの義援金は、「仮設住宅入居者割合」「全壊、半壊割合」「被害総額割合」などの1次災害の指標を用い、比率で各地域の分配を決定することとしている。具体的には、随時活用委員会を設け、地域の要望を協議して決めていくことになる。

 「ガンバってます!」シールは1.5円、「応援してます!」シールは2円で販売されており、そのうち1円が義援金となる仕組み。

 企業や事業所が購入して、商品やDMの封筒にシールを貼る例や、個人が挨拶状に貼る例など、さまざまな形で使われており、3月末までに約400万枚を販売した。

 3月23日には、義援金の活用第一弾として、100万円を被害の大きかった文化財「慈眼寺(じげんじ)」の修復に当てることに決定、同寺にて復興支援金を手渡した。

 この義援シールの取組みが軌道に乗っていることから、長岡、見附などのJCでもこのプロジェクトの支援を始めている。

 シールの購入や、プロジェクトの詳細は次のホームページで。

 http://www.niigatachuetsu.com/

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