行政 : 静岡で、初の市認証のNPO法人
静岡市が政令指定都市へ移行したのにあわせ、同市内のNPO法人の認証事務権限が、この4月から静岡県から静岡市に委譲された。これに伴い、4月25日、全国で初めての市認証によるNPO法人が3法人誕生した。
静岡県では、「静岡県事務処理の特例に関する条例」に基づき、この4月から、静岡市内のみに事務所を置くNPO法人の設立認証、事業報告書等の受付、監督などについて、これまで静岡県が行ってきた事務を静岡市へと委譲した。
(詳細は、https://www.npoweb.jp/news_info.php3?article_id=2103)
4月25日、この全国初の権限委譲のもと、初めての市による認証書が3団体を対象に発行された。認証を受けたのは、静岡市内の「AYUドリーム」「かっぱらぱ編集室」「甦神会」の3法人。認証式も同日行われ、小嶋善吉市長名の認証書が手渡された。
窓口の市民生活部では、「市の所管になったことで、さまざまな情報が入ってくるようになり、思った以上のメリットを感じている。地域に根ざした団体が多いので、地域の課題なども把握しやすくなった。」と、述べている。
4月の委譲を受けた時点で、静岡市が所管することとなったNPO法人は129法人だったが、これで、所管法人数は132法人となった。
静岡市では、NPO法人やボランティア団体などの活動を支援することで、市民との協働によるまちづくりを進めたいと、「静岡市市民活動推進協議会」も設置予定。5月16日まで、同協議会の委員も公募中だ。
詳細は、市民生活部の次のホームページで。
http://www.city.shizuoka.jp/deps/seikatsu/npo/