行政 : 山形市、市民投票で交付先決定
山形市は、今年度「山形市市民活動支援補助金」を創設。この補助金の交付先は、公開プレゼンテーションに対する市民審査員の投票で決められる。同市は7月15日まで補助金の申請を受け付けている。
今年度、山形市が創設した「山形市市民活動支援補助金」は、地域社会が抱える課題解決に取り組むNPO法人やボランティア団体が今年度実施する事業を助成するもの。
対象となるのは、山形市内で活動する市民団体。法人格は問わない。
山形市では、この助成事業に住民意思を反映させ、審査の透明性を確保するために、補助金の交付先決定にあたって、8月28日に公開プレゼンテーションと公募による市民審査員の投票を実施する。
市民審査員は抽選で選ばれた100人の山形市民と、全申請団体から5人ずつ参加する合計約200人。審査委員は事前に配られる企画書と、各団体の5分程度のプレゼンテーションをもとに交付先にふさわしいと思う団体に投票する。市の担当者によれば、投票の際に、特定団体に偏って票が入るのを防ぐため、審査員一人が3団体を記入しなければ無効となるというルールを採用するとのこと。
その投票結果から、上位6団体に対して、約30万円を上限に補助金を交付する。補助金の申請の締め切りは7月15日、審査員の応募締め切りは7月31日まで。
「山形市市民活動支援補助金」の詳細は、山形市市民活動支援センターのサイトを参照のこと。
http://www.yamagata-npo.jp/