English Page

ニュース

2005年08月29日 10:00

行政 : 共産党、NPO支援を公約

 日本共産党は、8月11日に衆院選に向けたマニフェスト(政権公約)を発表した。NPO関連では、「NPOの認証対象、活動分野を広げ、設立審査を迅速化する、財政基盤の弱いNPOの活動を支えるために、多くのNPO法人が活用できる支援税制へと拡充するなど、NPO活動の発展のための支援を強化します」としている。

 

 8月11日に発表された日本共産党のマニフェストの名称は、「総選挙にあたっての訴えと7つの重点公約」。

 マニフェストの構成は、下記の通り。

  1. 庶民大増税、社会保障改悪に正面から反対します
  2. 日本を「戦争する国」にしないために──憲法をまもりぬきます
  3. 過去の侵略戦争と植民地支配を正当化する動きを許しません
  4. 平和・友好の「野党外交」で、世界とアジアに積極的に働きかけます
  5. 人間らしいくらしを実現するために、国民の運動と力をあわせ、政治を動かします
  6. 清潔で民主的な議会政治をつくるために力をつくします
  7. 郵政民営化に反対し、郵便局のネットワークと国民へのサービスをまもります

 同党は、あわせて、「各分野の政策」として上記の各公約をさらに細かく20項目で示している。その中で、9番目の項目「9.住民のくらしと権利、地方自治を守る」では、NPO活動の発展のために下記の公約を掲げている。


NPO活動の発展のために

 保健・医療・福祉、社会教育、文化・芸術、環境保全などの分野で、NPO(民間非営利組織)の活動が注目されています。これらの運動に自発的に参加して、社会のことを考え、貢献したいという市民運動の潮流が各地で発展していくことは、日本社会の進歩にとって、積極的な意味をもっています。

 NPOの認証対象、活動分野を広げ、設立審査を迅速化する、財政基盤の弱いNPOの活動を支えるために、多くのNPO法人が活用できる支援税制へと拡充するなど、NPO活動の発展のための支援を強化します。


 また、「14.若い世代が自立し、人間らしく成長できる社会に」では、ニート対策でNPOとの連携を掲げている。


職場や学校の枠をこえた若者への支援、家賃助成や各種貸付制度の充実を

 「ひきこもり」や「ニート」(就業、就学、職業訓練のいずれもしていない若者)など、人間的自立に困難をかかえたり、社会とのつながりを築きにくい若者が急増しています。こうした若者の自立を本人・家族まかせにするのではなく、国や自治体、家庭、企業、NPO等、社会全体が連携して、相談、教育、社会体験や職業訓練、就労などの支援を行います。


 日本共産党のマニフェストは、同党サイト内、下記で読むことができる。

 http://www.jcp.or.jp/seisaku/2005/05syuuin_seisaku.html

ページ上部へ戻る

MAILMAGAZINE

NPOに関する政策・制度の最新情報、セミナー・イベント情報など月数回配信しています。 NPO法人セイエンのメールマガジン登録ご希望の方はこちらから

contact

特定非営利活動法人
セイエン/シーズ・市民活動を支える制度をつくる会(清算手続中)

〒108-0014
東京都港区芝四丁目7番1号 西山ビル4階
※2021年4月1日より、新住所へ移転しました。シェアオフィスでスタッフは常駐していません。ご連絡は電話・メール等でお願いいたします。2022年4月よりFAX番号が変更になりました。

TEL:03-5439-4021
FAX:03-4243-3083
E-mail:npoweb@abelia.ocn.ne.jp
ホームページ:http://www.npoweb.jp/

事務所地図・交通アクセス

  • 東京都「認定NPO法人取得サポート」
  • NPO法改正&新寄付税率
  • 震災支援情報
  • 認定NPO法人になるための運営指南