行政 : 国税庁、認定手引き(改訂版)発行
今年4月に「認定NPO法人制度」(NPO支援税制)が改正されたのを受け、国税庁では従来の「認定NPO法人制度の手引き」の改訂作業を行っていたが、この改訂版が9月14日に国税庁のホームページに掲載された。また、この手引きは現在、全国の税務署でも入手できるようになっている。
平成13年度の税制改正で、NPO法人のうち一定の要件を備えて国税庁長官の「認定」を受けた法人に税制上の優遇措置が講じられるようになった。
この「認定NPO法人制度」については、その後、平成14年、15年、17年度の税制改正において、認定要件の緩和や認定NPO法人へのみなし寄付金制度が導入され改正が重ねられてきた。
9月14日、国税庁は、今年4月1日の改正を反映させた「認定NPO法人制度の手引き(三訂版)」を同庁のホームページに掲載した。
この手引きでは、支援税制の概要、申請手続き、認定要件、報告義務や情報公開などを解説。あわせて、「Q&A」の項では、認定を受けようとするNPO法人が知っておかなくてはならないことを網羅している。また、申請時に使用する書類の様式なども含まれている。
「認定NPO法人制度の手引き(三訂版)」は、国税庁のホームページ、下記アドレスからダウンロードできる。
http://www.nta.go.jp/category/npo/02/01.htm
また、この手引きは現在、全国の最寄りの税務署において、無料で入手可能となっている。