行政 : 自民党、新綱領で「NPOとの交流」
11月22日、自民党は都内のホテルで「立党50年記念党大会」を開催し、「新理念・新綱領」を決定した。新綱領では、「ボランティア活動を促進し、NGO・NPO諸団体をはじめ、あらゆる団体との交流を深め」るとしている。
自民党は、1955年に自由党と日本民主党が合併して誕生してから、今年で50周年を迎える。
これを記念して、11月22日、都内のホテルで約3200人(主催者発表)を集めて、「立党50年記念党大会」が開催された。
大会では、新理念・新綱領の発表、新憲法草案発表、立党50年宣言などが行われた。この中で、10年ぶりの全面改定となる新綱領では、10項目の綱領中、以下のようにNPO・NGOに関する一項目が設けられている。
一、生きがいとうるおいのある生活を
私たちは、ボランティア活動や身近なスポーツ・芸術の振興、高齢者や障害者の社会参加を促進し、生きがいとうるおいのある生活をめざします。そのため、NGO・NPO諸団体をはじめ、あらゆる団体との交流を深め、また、まじめに働く人たちの声を大切にします。
この部分は、1995年の綱領では、
一、生きがいと潤いのある生活を!
私たちは、少子高齢社会を迎え、医療、福祉を一層充実する一方、ボランティア活動や高齢者の社会参加を促進することで、「生きがいと潤いのある生活」をめざします。
となっており、今回は、新たにNGO・NPOに関しての言及がされていることが注目される。
新理念・新綱領の全文は、自民党の以下のホームページ http://www.jimin.jp/jimin/jimin/toutaikai/ の自由民主党立党50年記念党大会(平成17年11月22日)をクリックして、さらに「新理念・新綱領発表」をクリックすると読むことができる。
また、平成7年の旧理念・綱領は、http://www.jimin.jp/jimin/jimin/houshin/ で読むことができる。