行政 : ノースウェスト、来年のパートナーNPO決定
ノースウェスト航空は、同社の社会貢献事業「エアケアー・チャリティ・プログラム」の日本における来年度のパートナーNPOに、NPO法人「チャイルド・ファンド・ジャパン」を選定した。なお、同社では、このプログラムのパートナーNPOを随時募集している。
ノースウェスト航空では、同社の社会貢献事業として、米国では1992年から、日本では1999年8月から、NPO(非営利団体)へのマイレージ寄付「エアケアー・チャリティ・プログラム」に取り組んでいる。
同社では、今月2日、来年度の同プログラムのパートナーNPOとして、NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン(前・国際精神里親運動部、東京都杉並区:深町正信理事長)を選定し、発表した。同NPOの、長年にわたるアジアやアフリカでの活動が評価されたもの。
これにより、2006年1月から1年間にわたり、同社の「ワールドパークス」マイレージ会員に対し、マイルの寄付を募り、チャイルド・ファンド・ジャパンへのマイル寄付促進の支援活動を展開していく。
具体的には、日本発着全便において、日本語での機内放送や機内誌「ワールドトラベラー」を通じて、チャイルド・ファンド・ジャパンの活動を紹介し、搭乗者に広くマイルの寄付を呼びかける。同NPOへのマイル寄付の申込みは、来年1月1日から、同社の自動インフォメーションシステム「ワールドアクセス」(フリーダイヤル:0120-747-050)で開始される。
マイルをNPOの活動に寄贈する社会貢献活動は、航空業界では始めてノースウェスト航空が1992年に創設したもので、1999年4月には、国連から「航空業界において最も独創性と先進性を持った社会貢献活動である」として表彰を受けている。
なお、同社では、これまでは半年に一度パートナーを選定しており、すでに11団体がその支援対象となっているため、今回選定されたチャイルド・ファンド・ジャパンは12番目のパートナーとなる。マイレージ会員は、自分のマイレージ寄付先を、これら12団体のなかから選ぶことができる。12団体のリストは以下のとおりである。
- 国境なき医師団日本
- 全国骨髄バンク推進連絡協議会
- メイク・ア・ウイッシュ・オブ・ジャパン
- JHP・学校をつくる会
- スペシャルオリンピックス日本
- ハンガー・フリー・ワールド
- ワールド・ビジョン・ジャパン
- セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
- ピース ウインズ・ジャパン
- 難民を助ける会
- シャプラニール=市民による海外協力の会
- チャイルド・ファンド・ジャパン
なお、同社のパートナーNPO選定は、2006年度から1年ごととなるが、パートナーの募集は随時行なっている。対象となるのは、寄付されたマイルを慈善活動に有効に役立てる日本のNPO(非営利団体)。
ノースウェスト航空のエアケアー・チャリティ・プログラムの詳細は、以下のホームページで見ることができる。
http://www.nwa.com/jp/jp/corpinfo/aircares/about/