行政 : NPO税制改正を求め、緊急集会!
政府与党による来年度の税制改正の検討が、大詰めを迎えているなか、シーズはNPO支援団体などと共催で、大幅なNPO支援税制(認定NPO法人制度)の改正を求め、緊急集会「変わるか?認定NPO法人制度」を開催する。12月6日(火)午後7時より東京の中野サンプラザ・研修室にて開かれる。
今年12月15日に決定される与党の来年度改正大綱を間近に控え、税制改正の攻防がヒートアップしているが、そのなかでNPO支援税制の改正もまさに山場を迎えている。
認定NPO法人数は、NPO支援税制(認定NPO法人制度)が施行された2001年から4年を経過しても、いまだわずか38法人に留まっており、NPO側はこれまで「認定」の要件緩和を与野党や政府に対して強く求めてきていた。
昨年の税制改正大綱では、「来年に本格的に検討したい」(政府関係者)として、要件緩和の肝腎の部分がほとんど先送りにされ、改正は小幅で実効性が薄いものばかりが行われた経緯がある。そのため、今年、大きく緩和されることがなければ、NPO側は納得しない構え。
今年10月から11月にかけて、NPO側は、全国38のNPO支援団体で結成する「NPO/NGOに関する税・法人制度改革連絡会」で要望書を取りまとめ、内閣府、自民党、公明党、民主党などに提出して運動を展開してきている。
11月11日には、日経新聞に大きく「寄付金、税優遇を拡大~来年度まずNPO」と報道されたが、実際には、政府の一部から要件緩和に慎重な声が出るなど、まったく楽観できない状況だ。
このため、シーズ=市民活動を支える制度をつくる会では、NPO支援団体などとの共催で、以下のような緊急集会を開催することを決め、この問題に関心を持つ、多くのNPO関係者、市民団体関係者へ参加を呼びかけている。
緊急企画!『変わるか?認定NPO法人制度』
ただ今、改正の攻防真っ最中!
12月15日までに改正内容が決定!!!
日時:
12月6日(火)午後7:00~9:00
会場:
中野サンプラザ8階研修室1
中野区中野4-1-1
(中野駅北口前)
中野駅(JR中央線・JR総武線・地下鉄東西線)
北口下車すぐ
報告:
- 菅原睦子
(ぱれっと事務局長補佐) - 名越修一
(子どもNPO・子ども劇場全国センター理事) - 松原 明
(シーズ=市民活動を支える制度をつくる会事務局長) - 山岡義典
(日本NPOセンター副代表理事) - 山根眞知子
(NPO事業サポートセンター理事)(50音順) ほか
参加費:
1,000円
定員:
90名(申込不要・直接会場まで)
共催:
- NPO事業サポートセンター
- 子どもNPO・子ども劇場全国センター
- シーズ=市民活動を支える制度をつくる会
- 日本NPOセンター
- ぱれっと
- NPO/NGOに関する税・法人制度改革連絡会
問合せ先:
シーズ=市民活動を支える制度をつくる会
https://www.npoweb.jp/
〒162-0821 新宿区津久戸町4-7OSビル2F
TEL:03-5227-2008 FAX:03-5227-2009
集会の詳細は、次のホームページからも見ることができる。
https://www.npoweb.jp/event/event_info.php?article_id=2334