行政 : 4月から、郵便振替料金改定
ほとんどのNPOが、会費や寄付金の受入れ口座として、郵便局の振替口座を利用しているが、4月から窓口利用の振替サービス料金が値上げになる。
日本郵政公社では、今年4月3日から、郵便振替サービスの料金を改定する。基本的には、ATMやインターネット等を利用するサービス料金は引き下げるが、従来の窓口利用によるサービス料金は引き上げられる。
これにともない、多くのNPOが利用している郵便振替口座への会費や寄付金の振替サービス料金(手数料)も、窓口を利用する場合は30円の値上げとなる。
郵政公社によれば、窓口での郵便振替口座への通常払込みサービス料金は、昭和36年以来、40年以上にわたって据え置かれてきたが、一層のコスト削減や生産性の向上に積極的に取り組むという方針のもと、4月から改定されることとなったもの。
ただし、払込み者がATMを利用する場合には、払込みサービス料金は据置きとなる。
多くのNPOでは、郵政公社の払込み票に、口座番号や加入者名を独自に簡易印刷機などを用いて印刷し利用しているが、郵政公社によれば、こうした払込み票でも、口座番号などがワクからはみ出しているなどしない限りは、ATMからの払込みが可能とのこと。
郵政公社によれば、ATMであれば窓口営業終了後や土曜・日曜・休日にも利用でき、また、現金だけでなく、通帳・カードからの支払いも可能とのこと。
4月以降の会費・寄附の払込みにあたっては、ATM利用を勧める文言が必要となるかもしれない。
郵便振替料金の改定に関する詳細については、次の郵政公社のホームページを参照のこと。
http://www.yu-cho.japanpost.jp/n0000000/20051116.pdf