行政 : パキスタン地震後の子ども写真展
5月8日から17日まで、昨年10月のパキスタン・インド国境地域大地震で被災した子どもたちの写真展が、東京で開催される。主催は、NPO法人「国境なき子どもたち(KnK)」。会場では、地震から4ヶ月経った現地の子どもたちの被災生活と再起の様子が展示される。
NPO法人「国境なき子どもたち(KnK)」は、アジアのストリートチルドレンやトラフィックト・チルドレン(人身売買された子どもたち)などの恵まれない青少年を対象に、安定した衣食住と適切な教育や職業訓練を提供することで、子どもらしい生活と人間の尊厳を取り戻し、将来の真の自立に備えることを促進する活動をおこなっている。
「国境なき子どもたち(KnK)」は、昨年10月に発生したパキスタン・インド国境地域大地震の被災地でも、なかなか支援の行き届かない山岳地帯の村々で、小さな学校を始めるなど、青少年支援を行っている。被災者は、零下にまで下がる冬の間を避難テント生活で過ごし、今も依然として先の見通しがつかない生活を続けているとのこと。
5月8日から17日まで、「国境なき子どもたち(KnK)」は、東京都新宿区で、パキスタン・インド国境地域大地震で被災した子どもたちの写真展を開催する。今回展示する写真は、地震から4ヶ月が過ぎた村の人々、とりわけ子どもたちの被災生活と再スタートを記録したもの。
会場は、東京都新宿区にある、「アイデムフォトギャラリー”シリウス”」。入場は無料。
撮影したのは写真家の谷本美加氏。5月13日には、来場者を対象とした谷本氏のトークショーも予定している。
写真展の詳細は、「国境なき子どもたち(KnK)」のサイト内、下記を参照のこと。
http://www.knk.or.jp/japan/com/event/2006/sirius06.htm