行政 : 上場企業のCSR、ネットで一覧
日本財団が運営する公益活動ポータルサイト「Canpan」に、4月3日、企業のCSR(企業の社会的責任)関連情報一覧コーナーが開設した。このコーナーでは、東証一部上場企業1,671社のホームページ内のCSRに関する情報掲載ページを、業種別、50音順別に検索できるようになっている。
日本財団が運営するウェブサイト「Canpan」(https://canpan.info/)は、企業、公益法人、NPOなどによる様々な公益活動情報、それらに関連する行政の支援情報などを幅広く提供している。
4月3日から、「Canpan」に企業のCSR関連情報が一覧できるコーナーが開設された。
「CSR」とは、「Corporate Social Responsibility」の頭文字をとった表現で、日本語では「企業の社会的責任」と一般的に言われている。「Canpan」内の「CSR情報一覧コーナー」は、日本の公益活動を活性化するためのメインプレイヤーの一人である「企業」が、CSRという側面で実際にどのような取り組みをしているのかをすぐに調べることができるようにしたもの。
「CSR情報一覧コーナー」で見ることができる情報は、東証一部上場企業1,671社の企業ホームページURL、ホームページ内に掲載されているCSR関連情報の有無、ある場合にはその情報掲載ページのURL又は掲載情報へ辿り着くための方法など。
あわせて、その企業の「会社情報」がわかるように、「モーニングスター株式会社(http://www.morningstar.co.jp/)」の「会社情報」へのリンクも掲載されている。これらについて、業種別、50音順別に検索機能で抽出できるようにしてあり、関心のある企業を比較することも可能。
日本財団では、今後、日本の上場企業のCSR情報をより詳細に、また横断的に見ることのできるCSRデータベースを計画中。単なるデータベースに終わらず、先進的企業の取り組み等を紹介するようなコンテンツも予定しているとのこと。
「CSR情報一覧コーナー」には、下記の「Canpan」のトップページからアクセスできる。
https://canpan.info/