行政 : 東京都、若者による若者の就労支援
東京都は、都内のNPO法人を対象に、5月17日から6月9日まで、若者の就業支援計画を募集する。いわゆる「ニート」が社会問題化しているなかで、若者の感覚に沿った就業支援策が求められていることから、応募条件には、計画の立案、実施に34歳以下のメンバー2人以上の参画が盛り込まれている。
若者を取り巻く雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、雇用から離れ、教育も職業訓練も受けていない若者、いわゆる「ニート」(NEET=「Not in Employment, Education or Training」の頭文字をとった新語)が社会問題化している。こうした状況の中、東京都は、就業が困難な若者の就業支援事業の企画提案を募集している。
この「東京都若者就業支援プロジェクト」の対象となるのは、都内に活動拠点を有するNPO法人。若者の感覚に沿った支援策を期待して、企画、立案、実施に34歳以下の若者の2名以上が参画することを応募条件に盛り込んでいる。
選ばれた事業(3事業程度)には経費の2分の1(300万円を上限)が助成される。
募集期間は、平成18年5月17日(水)から平成18年6月9日(金)まで。
「東京都若者就業支援プロジェクト」の詳細は、東京都サイト内、下記を参照のこと。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2006/05/22g5h100.htm