行政 : 神奈川県、高校生ボランティアセンター
神奈川県は、6月3日に、県生涯学習情報センター内に、高校生による高校生のためのボランティア活動拠点施設「高校生ボランティアセンター」を開設する。すでに50人の高校生が「高校生スタッフ」として登録。県生涯学習情報センター職員、NPOのスタッフなどの指導を受けながら、高校生のボランティア活動の企画、運営を行っていく。
神奈川県教育委員会が6月3日に開設する「高校生ボランティアセンター」の狙いは、高校生が自主的にボランティア活動へ参加するための環境づくりを推進すること。
このセンターの活動内容は、高校生スタッフによる高校生対象のボランティア活動の企画・実施、ボランティア活動情報の発信、ボランティア活動をする高校生相互の交流等。
活動に際しては、県生涯学習情報センター職員やNPO・関係団体等の指導スタッフ等が連携していくが、あくまでも高校生自身の自発性、自主性を尊重して、センターの運営は高校生スタッフに委ねていくとのこと。
県は、この4月から、センター運営に当たる高校生スタッフ60名を募集。すでに県内の公立・私立高校から50人が応募し登録した。
6月3日の一時半には、オープニングセレモニーが開催される。会場は「高校生ボランティアセンター」が設置される「県生涯学習情報センター」(かながわ県民センター5階)。当日は、高校生スタッフ代表による決意表明、高校生ボランティアセンターの愛称発表等が予定されている。
県教育委員会では、「高校生ボランティアセンター」の設置とともに、県内各地の市民活動サポートセンター等に対し、高校生の地域での活動を支援するため、場の提供や相談等について働きかけを行っていくとのこと。
神奈川県の「高校生ボランティアセンター」については、神奈川県サイト内、下記を参照のこと。
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0605/25035/