行政 : NPO推進自治体フォーラム、11月滋賀で
11月8日、9日に、滋賀県大津市で開催される「NPO活動推進自治体フォーラム滋賀大会」の詳細が決定した。大会テーマは「市民・NPOとともに築く自立した地域社会」。大会1日目には千葉県、高知県、佐賀県、神奈川県大和市、滋賀県の5つの首長によるセッションが行われる。2日目には5つの分科会が実施され、全国の自治体職員が、NPOや、企業、市民とともに、市民活動の促進やNPO等との協働のあり方・役割分担について議論し、交流を図る。
「NPO活動推進自治体フォーラム滋賀大会」は、一昨年10月の千葉大会、昨年11月の横浜大会に続く第三弾。
今年の大会テーマは「市民・NPOとともに築く自立した地域社会」。フォーラムでは、全国から自治体職員が参加し、NPOや企業、市民とともに、現在の社会を取り巻く課題を共有し、自立と協働の自治を構築するために、市民活動の促進やNPO等との協働のあり方・役割分担について議論する。
主催は、NPO活動推進自治体フォーラム滋賀大会実行委員会(千葉県、高知県、佐賀県、神奈川県大和市、滋賀県)。協力は、「淡海ネットワークセンター」(財団法人淡海文化振興財団)。
開催地は滋賀県の大津市。会場は、1日目が「滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール」。2日目が「滋賀県立県民交流センター(ピアザ淡海内)」。
1日目の基調講演は、早瀬昇氏(社会福祉法人大阪ボランティア協会事務局長、特定非営利活動法人日本NPOセンター副代表理事)による「市民自治を拓く『協働』に向けて」。
基調講演に続く知事・市長セッションでは、堂本暁子氏(千葉県知事)、橋本大二郎氏(高知県知事)、古川康氏(佐賀県知事)、土屋侯保氏(神奈川県大和市長)、嘉田由紀子氏(滋賀県知事)が、「市民・NPOとともに築く自立した地域社会」をテーマに議論を行う。
また、1日目の夕刻には、情報交換・交流会も予定されている。
2日目は5つの分科会が実施される。加えて、会場内ではポスターセッションも行われる。
なお、フォーラム前日の11月7日には、「前夜祭」として、「おうみ市民活動フォーラム」が開催される。主催は、「淡海ネットワークセンター」。「新しい公益を考える マルチパートナーシップの時代」をテーマに、地域づくりに欠かせない行政との協働に焦点を当て、市民やNPOに何ができるのかを考える。会場は、「滋賀県立県民交流センター(ピアザ淡海内)」。
前夜祭、基調講演、知事・市長セッション、分科会など、全てのプログラムに事前申し込みが必要。実行委員会では、10月16日まで申し込みを受け付けている。
2日目に行われる各分科会のテーマは下記の通り。
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第1分科会
協働をすすめるための行政職員の意識改革
~信頼される行政職員になるためには?~ -
第2分科会
行政のNPOへの財政支援のあり方
~効果的な支援の方法と今後の課題~ -
第3分科会
協働事業に対する評価―協働の実践を広げるための評価とはー
~NPOと行政の協働に対する評価方法、誰が何をどのように評価するかを考える~ -
第4分科会
みんなで考えよう-地縁型住民組織・NPO・行政の新たな連携-
~これからの地域づくりに向けて~ -
第5分科会
NPOと行政との協働とは?なぜ今協働が必要か?
「NPO活動推進自治体フォーラム滋賀大会」の詳細、申込み方法や参加費については、下記の「NPO活動推進自治体フォーラム滋賀大会」ホームページを参照のこと。
http://www.npo-shiga.net/forum2006/