行政 : 兵庫県、NPOでのボラ体験マッチング
兵庫県は、ボランタリー活動にこれから取り組んでいこうとする退職者、主婦、フリーターを対象に、NPOでのボランタリー活動体験の機会を提供する「ひょうごボランタリー活動トライやる事業」を実施する。同県では、11月8日から参加者の募集を行っている。
兵庫県が開始した「ひょうごボランタリー活動トライやる事業」では、ボランタリー活動への意欲を持ちながら活動に踏み出せない県民に、NPO法人などでのボランタリー活動体験の機会を提供しようとするもの。
対象としては、退職者や退職予定者等のシニア世代、出産・育児等により退職した女性、フリーターや学生等の若者をなどが想定されているが、地域社会に貢献する意欲のある人なら誰もが参加できる。
兵庫県は11月8日から参加者の募集を開始している。募集定員は50人。定員に達し次第締め切られる。
この事業では、参加申込者の希望に応じてNPO法人やボランティア団体などとマッチングした上でボランティアとして活動に参加してもらう。なお、受け入れ先としては、全県で約40団体が協力を申し出ているとのこと。
11月23日には参加者による合同研修会が開催される。また、活動終了後の来年3月には、参加者による体験発表・交流会も予定されている。
兵庫県の担当者は、「ボランティアとして活動したいという気持ちがあっても、一人でNPOを訪ねるのがためらわれる人が少なくないのが実情。また、NPOにとっても活動参加者の裾野を広げたいという思いがある。この機会をきっかけにして、より多くの人たちのボランタリー活動参加が促せればと期待している。」と抱負を語っている。
「ひょうごボランタリー活動トライやる事業」への参加者募集については、兵庫県サイト内、下記を参照のこと。
http://web.pref.hyogo.jp/press/press_ac021_00000742.html