行政 : 経団連1%クラブ、「NPO文化祭」
12月9日、経団連の1%クラブが、毎年恒例の会員向け「チャリティ・フェスティバル」を開催する。今年は、「企業で働く人も、知っておきたいNPOのこと-キラリと光るNPOを見つけよう-」をテーマに、様々な分野のNPOの活動を紹介する内容が企画されている。
1%クラブは、(社)日本経団連が1990年に設立した、企業や企業人の社会貢献活動を推進する組織。企業であれば経常利益の1%以上、個人であれば可処分所得の1%以上を目標に寄付やボランティア活動をして社会貢献しようという趣旨に賛同する人たちが入会している。
会員数は、法人会員が271社、個人会員が1,026名(2006年9月現在)。
1%クラブは、毎年年末に、1%クラブ法人会員の社員や個人会員とその家族・友人を対象にした「チャリティ・フェスティバル」を開催している。
12月9日に東京大手町の経団連会館において開催される、今年の「チャリティ・フェスティバル」のテーマは、「企業で働く人も、知っておきたいNPOのこと-キラリと光るNPOを見つけよう-」。
1%クラブによれば、「環境、子ども、人権、健康、地域などの分野でキラリと輝く活動をしているNPOの活動を、展示ブース、ミニレクチャー、ワークショップを通じてご紹介する、いわば『NPO文化祭』です。」とのこと。
ブース展示に参加するNPOは、JEAN(全国クリーンアップ事務局)、JUON(樹恩)NETWORK、シャプラニール=市民による海外協力の会、シャンティ国際ボランティア会、児童健全育成推進財団、東京シューレ、ACE、HIVと人権・情報センター、杉並ボランティア活動推進センター、日本NPOセンター、中央共同募金会、等。
また、当日は、チャリティ・オークションや、古本や古CDのバザーなども行われ、その収益金は参加NPOに寄付されるとのこと。
1%クラブによれば、「NPOに関心はあるけど、寄付や参加先を選ぶとなると、どこがいいのか悩んでいる、NPOがとらえている社会の課題やアプローチの仕方を学び、生活や仕事にも活かしていきたい、といった人に参加してもらいたい。」とのこと。
「1%クラブ チャリティ・フェスティバル」の詳細は、経団連サイト内、下記を参照のこと。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/1p-club/info/20061115.html