行政 : パンドラの会、障害者雇用で知事表彰
12月1日、愛知県は、障害者雇用優良事業所の知事表彰を受ける7事業所を発表。同県刈谷市で知的障害者を雇用して菓子工房を営むNPO法人「パンドラの会」も選ばれた。これまでの表彰事業所は一般企業が中心で、NPO法人が選ばれたのは初めて。12月15日には、名古屋市教育センターで表彰式が行われる。
「パンドラの会」は、平成8年に、障害者が生き生きと生活できるノーマライゼーション社会の実現を目指して結成され、平成13年3月にNPO法人となっている。
主な活動は知的障害者による洋菓子の製造・販売。平成12年に、愛知県刈谷市に「おかし工房パンドラ」を設立して、障害者の雇用と社会参画の促進に取り組んでいる。
愛知県では、障害者の雇用促進と職場定着を一層進めるために、昭和43年から、毎年、障害者を積極的に多数雇用し障害者雇用に対する深い理解を示す優良事業所に対して県知事表彰を行っている。
12月1日、愛知県は、今年度、障害者雇用優良事業所の知事表彰を受ける7事業所を発表。NPO法人「パンドラの会」も選ばれ、12月15日には表彰式が行われる。
これまで、この知事表彰には主に一般企業が選ばれており、NPO法人が選ばれたのは「パンドラの会」が初めて。
「パンドラの会」の岡部扶美子代表は、「障害者ときちんと雇用契約を結んでいることが評価され、とても嬉しい。」と喜びを語っている。
NPO法人パンドラの会のホームページは下記。
http://www.npo-pandora.com/
障害者雇用優良事業所を表彰については、愛知県サイトを参照のこと。