行政 : 横浜市、社会貢献活動経験者を採用
昨年12月21日、横浜市は、今年度開始した社会人採用について、国際貢献活動・NPO活動経験者の採用枠で11人の採用を決定したと発表した。
横浜市では、平成18年度から新たに社会人を対象とした採用試験を実施。昨年8月に募集を行い、青年海外協力隊・民間企業等の経験を活かして、横浜市政に参加したいという意欲ある人材を求め、1)国際貢献活動・NPO活動経験者、2)民間企業等職務経験者、3)社会福祉職経験者を対象に、3つの区分で採用試験を実施した。
横浜市によれば、社会人採用に際して国際貢献活動・NPO活動経験者の採用枠を設けたのは、国際貢献活動などの経験で培った様々な制約・困難に直面しても目標達成に向けて取り組んだチャレンジ心、柔軟性、責任感、忍耐力等を市政の現場で活かしてもらうことを期待したため。
昨年12月21日、横浜市は、国際貢献活動・NPO活動経験者の採用枠の11人を含む、合計70人の社会人採用の最終合格者を決定したと発表した。
発表によれば、国際貢献活動・NPO活動経験者の最終合格者は11人で、最終競争率は3.9倍。民間企業等職務経験者の最終合格者は51人で、最終競争率は9.7倍。社会福祉職経験者の最終合格者は8人で、最終競争率は2.3倍。
そのうち、国際貢献活動・NPO活動経験者の合格者には、これまでの活動を通じて、他人と同じ目線に立って行動することの重要性を学び、そのことを市の業務に活かそうと考えている人が多かったとのこと。
今回採用が決定した70人は、今春4月から市職員としての勤務を開始する。
横浜市の社会人採用については、横浜市サイト内、下記を参照のこと。
http://www.city.yokohama.jp/me/jinji/shakaijin/