行政 : 千葉県館山市で企業との協働推進イベント
3月24日の午後2時から、千葉県の館山市にある、千葉県南総文化ホールにおいて、「はじめよう 企業と住民とNPOの協働」と題するイベントが開催される。このイベントでは、千葉県南房総・安房地域でNPOが取り組んでいる事業や、この地域で生まれ始めた企業とNPOの新しい協働の取り組みが紹介されるとともに、千葉県の堂本知事や館山市長、企業界の代表者がパネリストとなって、NPOと企業の協働による地域活性化に向けた議論を行う。
3月24日の午後2時から5時に、千葉県の館山市にある、千葉県南総文化ホールにおいて開催されるイベント、「はじめよう 企業と住民とNPOの協働」は、全国都市再生モデル調査、「千葉県南房総地域活性化のための『コミュニティ・シェアーズ』導入検討事業」の一環として催される。
「全国都市再生モデル調査」とは、都市再生本部(本部長:内閣総理大臣)において決定された「全国都市再生のための緊急措置~稚内から石垣まで~」(平成14年4月8日)の一環として、全国各地で展開される「先導的な都市再生活動」について、提案を募集し、国が「全国都市再生モデル調査」として支援するもの。
「千葉県南房総地域活性化のための『コミュニティ・シェアーズ』導入検討事業」は、平成18年度に選定されている。
なお、千葉県南房総地域で導入が検討されている「コミュニティ・シェアーズ」とは、地域のNPOが連携して募金活動や企業との協働の推進などを通して各NPOが取り組む地域課題を共有し、地域の人たちにその課題取組みへの「分かち合い(シェア)」を進めていく仕組み。
主催は、安房NPO連絡協議会、たてやま・コミュニティビジネス研究会、CSM研究会(CSM=Community Shares of Minamiboso)、シーズ=市民活動を支える制度をつくる会。
事業協力は、株式会社ちばぎん総合研究所。協力は千葉県。なお、館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町が後援する。
千葉県の南房総・安房地域は、美しい自然、歴史的な資源に恵まれる一方で、高齢化、観光来訪者の減少、商店街の衰退などさまざまな地域課題を抱えているとのこと。こうした地域の課題の解決に向けて、現地では、NPO、企業、地域住民、自治体による、協働の取組みが始まっている。
3月24日のイベント、「はじめよう 企業と住民とNPOの協働」では、このような、取り組みが紹介され、パネルディスカッションでは、千葉県の堂本知事や金丸館山市長、地域の企業の代表者などが登壇し、地域における企業とNPOとの協働や支援関係を構築していくことで、地域活性化に向けた取り組みのあり方を議論する。
さらに、当日は会場内に地域のNPOを紹介するコーナーも設けられ、パネリストも交えてのNPO関係者との懇談会も予定されている。
このイベントの詳細、参加申し込み方法などは、NPOWEBの下記を参照のこと。
https://www.npoweb.jp/event/event_info.php?article_id=2706