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2007年04月24日 10:00

行政 : 信金、NPOとインターンシップ事業

 岐阜信用金庫は、4月9日、地域経済の活性化に向けて、NPO法人G-netと協働して、同信用金庫の取引先企業に学生の長期インターンを紹介するインターンシップ事業を開始したと発表した。

 

 NPO法人G-netは、2001年10月に発足し、2003年5月にNPO法人化。起業家的人材育成を通じた産業・創業支援と、まちおこし活動を通じた地域活性化が主要な事業目的。経済産業省がすすめる「チャレンジコミュニティ創成事業」の採択をきっかけに、2004年から「長期実践型インターンシップ事業」を開始している。

 4月9日、岐阜信用金庫は、地域の活性化を目的に、岐阜県内のNPO法人G-netと協働して、長期実践型インターンシップ事業を開始したと発表した。

 長期実践型インターンシップは、短期体験型(数日~1ヶ月程度)のインターンシップとは異なり、単なる職業体験でなく長期間(3ヶ月~)にわたり大学生を中心とする若者が企業の中で業務を体験する。学生に対し、社員と同じように業務に従事し、自発性を発揮する機会を提供することで、起業家的なマインドとスキルを養成するのがねらい。

 具体的には、岐阜信用金庫が取引先企業の中から、長期実践型インターンシップの受け入れを希望する企業を発掘し、その企業をG-netに紹介するというもの。一方、G-netの役割は、同信用金庫から紹介された企業におけるインターンプログラムの設計、インターン参加希望学生の募集、企業と学生とのマッチングなどを行う。

 4月9日からは、地元の真和楽器株式会社でのインターンシップが始まった。

 インターン生となった大学2年の男子学生は、通常業務のサポートを行いながらWEBショップの運営業務を理解し、WEBページのリニューアル、取扱商品の選定、販促キャンペーンの企画立案、実行など、WEBショップ店長として事業の拡大を担っていくとのこと。

 岐阜信用金庫は、地域経済社会の課題に主体的に取り組もうとする中小企業と、意欲あふれる若者との新たなつながりを「長期実践型インターンシップ」を活用して創出し、インターンシップによって輩出される創造的・起業家的人材が、地域経済社会の新たな担い手となることを期待しているとのこと。

 岐阜信用金庫とNPO法人G-netが協働して行う長期実践型インターンシップ事業の詳細は、同信用金庫サイト内、下記を参照のこと。

 http://www.gifushin.com/gifushin/news/release/20070409.htm

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