行政 : 北都銀行、NPO応援ファンドをスタート
株式会社北都銀行(本店:秋田市)は、7月17日より、秋田県内に主たる事務所を有しているNPO法人を対象に、「ほくとNPO応援ファンド」の取扱いを開始した。条件を満たすNPO法人の1年以内の貸し付けには、短期プライムレート(最優遇貸出金利、現在年2.375%)を適用するとのこと。
秋田市内に本店をおく株式会社北都銀行は、7月17日から、秋田県認証のNPO法人を対象に、「ほくとNPO応援ファンド」の取り扱いを開始した。
北都銀行によれば、さまざまな分野において活動するNPO法人は、地域における存在感が益々高まっており、地域のニーズと事業の拡大にともない寄付・会費以外の資金調達が必要な場合も出てきていることから、NPO法人の資金調達を支援することで、地域経済の活性化を側面から支援していきたいとのこと。
秋田県内には、平成19年5月現在、約160団体のNPO法人が活動している。
融資の対象となるのは、秋田県の認証を受け、登記がなされている法人。法人格取得後、最低1事業年度の決算が確定していることが条件。
融資限度額は、1法人あたり1000万円。融資期間は5年以内。
原則無担保だが、代表者ほか理事1人以上を連帯保証人とすることが必要。使途は、運転資金・設備資金のいずれも可。
金利については、財務内容や使途などの審査の結果、条件を満たしたNPO法人に対しては1年以内の貸し付けに短期プライムレート(最優遇貸出金利、現在年2.375%)を適用することで、NPOを「応援」する。
「ほくとNPO応援ファンド」の取扱開始については、北都銀行サイト内、下記を参照のこと。
http://www.hokutobank.co.jp/news/20070717.htm