地域 : スペシャルオリンピックスの聖火到着
今年10月2日に、中国の上海で「2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」が開幕する。8月22日には、東京都庁都民広場で、スペシャルオリンピックスの聖火到着式が開催される。
スペシャルオリンピックスとは、知的発達障害のある人たちに対して、様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織。
1962年に、知的発達障害者だった姉をもつ、故ケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバー夫人が自宅の庭を開放して開いたデイ・キャンプがスペシャルオリンピックスの始まり。
1988年には、国際オリンピック委員会(IOC)と「オリンピック」の名称使用や相互の活動を認め合う議定書を締結。現在本部をアメリカ、ワシントンD.C.におき、165ヵ国以上で、約250万人のアスリートと70万人のボランティアが活動に参加している。
日本では、1980年に「日本スペシャルオリンピック委員会(JSOC)」が国際本部より認定を受け、国内大会や国際大会へのアスリートの派遣を開始。1994年には、「スペシャルオリンピックス日本」が設立され、2001年にNPO法人格取得。2006年には、認定NPO法人となっている。
今年10月2日に、中国の上海で「2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」が開幕する。
スペシャルオリンピックス日本は82人のアスリートが、彼らをサポートするコーチ・役員38人と共に日本選手団として同大会に派遣することになっている。
これに先立ち、8月22日、11時40分から12時45分まで、東京都庁都民広場で、スペシャルオリンピックスの聖火到着式が開催される。
この聖火は、韓国から届き、東京を経て、オーストラリアに送られる。
主催はNPO法人スペシャルオリンピックス日本。後援は東京都。
会場では、聖火入場、点火の後、聖火リレーを開始。警察消防関係者、アスリート、ボランティア等100名以上が参加する予定。
スペシャルオリンピックスの聖火到着式については、東京都サイト内、下記を参照のこと。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/08/20h8h100.htm