神楽坂便り 第5回「まちとびフェスタ」
不定期にあらわれては、シーズの事務所のある神楽坂(かぐらざか)の四季折々をご紹介する「神楽坂便り」。
今回は、10月25、26日に行われた第5回「まちとびフェスタ」をご紹介します。
npowebをごらんになっている方は、昨年の「まちとびフェスタ」の記事を覚えていらっしゃるかもしれません。このイベントで楽しみなのは「坂にお絵描き」。神楽坂はもちろん「坂」なわけですが、この坂に700Mのロール紙をひいて、自由にお絵描きしよう!という企画です。昨年この報告を書いた事務局の「S」は、坂にマスコットのふくろうを描き、「すごく面白かった!!」と話したため、今年の「まちとび」ではぜひみんなで絵を描こう、と楽しみに待っていたのです。
しかし、日にちが近くなってポスターを確認すると、「坂にお絵描き」がない!。「え~!!なんで~~?!」と思いつつ、日曜日の午後、「まちとびフェスタ」が行われている毘沙門天に向かいました。
坂にお絵描きがなくなったのは残念ですが、そのかわり今年は、毘沙門さまの境内に大きな紙をしいて「神社でお絵描き」が行われました。神楽坂の毘沙門天は、坂を上りきったあたりにあり、縁日が定期的に行われている神楽坂の中心です。残念ながら私が行ったときには、もうお絵描きは終了していたのですが、境内には自作アートを販売する若手作家がお店を出しており、そうしたお店を見たり、青空写真展を見たりして楽しむことができました。
私たちが行ったときには5軒くらい出店者がいて、なぜかすべて女性。ビーズ細工、写真、動物の小物、Tシャツなどが200円~数千円くらいで並んでいました。その中に、フェルト細工のふくろうを箱にてんこもりにして売っているお店を発見。すべてのふくろうの表情が違っていて、笑っていたり、困っていたり、目を回していたりするのです。どれもカラフルな色使いで、一つに選びきれなかったので、調子にのって4つも買ってしまいました。
小さい頃、夏休みの工作で、こんな小さなフェルトの小物を作ったことがありませんでしたか?(私はあります)
このイベントは基本的に「アート」がテーマなので、9月頃に「自作のアートを出店しませんか?」という呼びかけが路地の掲示板に出ており、シーズでも何か出せないか、と一時昼休みの話題になったことがありました。普段あまり「アート」な商品を扱っていないシーズですが、来年もし神楽坂にまだ事務所があったなら※、ぜひ何かアーティスティックなお店を出してみたいと思いました。
2003.10.22(A) <+))><<
※ シーズ事務局は東京理科大学に隣接しているのですが、理科大が校舎を建て替えて近代的なビルに拡張するのにともない、来年くらいにはこの場所を立ち退かざるを得ないことになりました。神楽坂近辺に愛着があるため、この近くに引っ越すことができればいいなあ~~と、みんな思っているのですが・・・。