寄附・会員集めのABC(0)
ナビゲーターからのメッセージ:
皆さん、こんにちは。シーズ事務局の轟木洋子(とどろきひろこ)です。
久しぶりに、特別連載コーナーのナビゲーターを務めることになりました。どうかよろしくお願いいたします。
今回の特別連載のトピックは、「寄附・会員集め」です。NPOを運営されている皆さんなら、もっとも頭を悩ましておられる課題のひとつではないかと思います。
昨年は米国の寄附事情について連載しましたが、今回は上手に寄附や支援的な会費を集めておられる日本のNPOをインタビューし、少しゆっくりめのペースで6回ほどご紹介していきます。シリーズのなかには、寄附をくださる企業側の方のお話も入れる予定です。どうぞ、ご期待ください。
さて、米国の寄附事情のシリーズでご紹介したように、日本の一世帯あたりの年間寄附金額は3千円という統計に対し、米国の一世帯あたりの寄附金額は20万円近いという調査結果があります。
しかし、日本でも寄附を上手に集めているNPOがないわけではありません。米国で寄附が多く集まっているのは、歴史的・社会的背景もあるでしょうが、なんといっても一定の資金と労力をかけ、相当な努力をしていることが大きな理由です。「寄附をお願いする」「寄附をお願いされる」ということが、日常的なことになっているようです。
日本でも、寄附や会員をたくさん集めているNPOは、とても努力をなさっています。今回はインタビューという形ですが、お話のなかから、たくさんのヒントが見つかるはずです。そして、どのNPOにも寄附者などとの関係づくりなど、共通の寄附や会員集めの基本があることが分かります。
今回のシリーズのなかから見つかるヒントが、みなさんのNPOの運営にも役立つことを祈っています。
なお、このシリーズをホームページに掲載するにあたっては、「日本オラクル有志の会」よりご支援をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
(2004.09.07)