神楽坂便り「阿波踊り2003」
このコーナーでは、シーズ事務所のある神楽坂(かぐらざか)の風情ある四季折々の様子をホームページでご紹介しています。
今回は、少し前になるのですが、今年の夏に神楽坂で行われた「阿波踊り」についてご紹介します。
阿波踊りは7月25日、26日に行われました。
阿波踊りを見ることは、シーズが事務所を神楽坂に移転してきて以来、毎年の楽しみになっています。今年はシーズでアルバイトをしている学生さんたちと一緒に、25日に見に行きました。
ところが、あいにくの大雨。
夕方、阿波踊りが始まる時間が近づくにつれて、雨が激しくなってきました。「こんな大雨の中、お祭りはあるのだろうか?」と、心配になり、NTTのハローダイヤルに問い合わせたところ、「中止のご案内は入っておりません」とのこと。シーズのみんなは、「本当?」と半信半疑でした。
しかし、傘をさして通りに出てみると、阿波踊りは予定通り行われていました。
踊っている人たちは、皆さんびしょ濡れになっていて、なんだか寒そうだし、踊りづらそうでした。
また、太鼓にはしっかりとビニールがまかれていて、雨に濡れてしまわないように工夫をされていました。
阿波踊りに参加するグループを「連(れん)」と呼ぶのですが、今年は、地元神楽坂商店街の連、地元小学校在校生&OBの連、新宿区役所の連や、神楽坂にある企業の連など地元に密着した連が参加していました。また、阿波踊りが盛んな東京・高円寺からの連や、静岡県浜松市から参加している連もありました。
阿波踊りの連は、踊りながら移動し、途中の数カ所で止まって、その場で違う踊りを披露します。連によって、色々と趣向を凝らしています。
私としては、そんな見所をぜひシーズの学生さんにも見て欲しいなと思ったのですが、彼女たちはただただ寒かったようでした。でも、阿波踊りを見ることは初めてだったようで、それなりに喜んでもらえたようです。
学生さんたちからはこんな感想が聞けました。「踊っている小学生たちが寒そうでした。」「新宿区役所の連がとてもお上手で、地域活動に熱心なのだなと感心しました。」
今年は30~40分見ていただけなのですが、雨に濡れてしまい、阿波踊りを見た後には、私もすっかり体調を崩してしまいました。
来年の阿波踊りの日が良い天気になることを期待しています。
2003.09.02(S)