その他 : 高知県、NPOで職員研修
高知県は、9月から、県職員がNPO活動を現場で体験し、NPOに対する理解を深めることを目的として、NPOへの短期派遣研修を実施する。すでに8つのNPOが派遣先として内定。今後日程調整などをした上で、来年2月末までに1人あたり3日間10人を派遣する。
高知県は、今年7月20日から8月10日まで、県内に主たる事務所をする、設立後1年以上が経過し、1日8時間の研修プログラムを用意できる、といった要件で県職員の短期派遣研修先を募集。この研修事業の目的は、県職員がNPOの具体的な活動を理解することで、協働をいっそう推進させること。
その結果、県内の8つのNPOが派遣先として内定した。県によれば、これらのNPOの活動分野は、環境、障害者支援、高齢者支援、スポーツ振興、まちづくりなど多義にわたっているとのこと。
なお、派遣が予定されている職員は10名。
今後、日程などを調整した上で、派遣先を決定。派遣先団体と県が委託契約を締結し、9月1日から来年2月29日までの間に、原則1人あたり3日間、NPOの業務に従事する。
研修プログラムの策定、研修に必要な資料作成などはNPO側が行い、県は、職員1人当たり委託料3万円を支払う。