その他 : 「モリゾー」と「キッコロ」の助成金がスタート
「愛・地球博」の収益金をもとに設置された「愛・地球博開催地域社会貢献活動基金」(通称「あいちモリコロ基金」)が助成事業をスタートさせ、愛知、岐阜、三重、長野、静岡で活動するNPOを対象に募集を開始した。締め切りは10月31日。
平成17年に開催された愛・地球博の収益金をもとに設置された「愛・地球博開催地域社会貢献活動基金」の通称は「あいちモリコロ基金」。「愛・地球博」のマスコットキャラクター「モリゾー」と「キッコロ」の略称から名づけられた。
愛・地球博が、NPOやボランティア等多数の市民参加に支えられて成功を収めたことから、この基金は市民の自発的な参加に基づく社会貢献活動を支援することを目的として設置された。
「あいちモリコロ基金」は、透明性、公平性を確保し、弾力的な運用を図るため、公益信託方式で運用される。今年8月に、地元4団体を代表する愛知県を委託者として、三菱UFJ信託銀行と公益信託契約を締結した。
基金の管理運営は、受託者が行なうが、助成先の選考や基金の運営に関する事項は学識経験者からなる運営委員会の助言に基づき運営される。
信託財産は約12億9千万円。今後10年間の取り崩し方式で助成金を給付していく。
助成対象は、愛知県及び隣接県内(岐阜、三重、静岡、長野の4県)の団体及びグループ(5人以上)。法人格の有無は問わない。
募集期間は、平成19年10月1日(月)~10月31日(水)。
助成上限額 活動内容に応じて1件あたり30万円~500万円。
なお、この助成金募集について、あいちモリコロ基金ではあいちNPO交流プラザ内に「あいちモリコロ基金相談コーナー」を募集期間中設置している。
「あいちモリコロ基金」の詳細、申請方法などは、下記の同基金のサイトを参照のこと。
http://www.morikorokikin.jp/